2011年11月3日木曜日

教育者の仕事2

“相手のため”と言って、子供を虐待してしつけという。

教育も同じ。“相手のため”というのは場合によっては教育者の言い訳になる場合があることを気をつけなければならない。では、“相手のため”とは何だろうか?

相手が望む望まないにかかわらず、よかれと思ってすること。本人が望んでいなくても相手が将来その方が良いと判断して教育すること。教育者のエゴであろうか?

では、相手にいちいちどういうふうに教育した方がよいかを聞いてから教育することが教育だろうか。それは違う。基本人間は自分に甘いもの。自分の意志とは反してもしっかり教育し、叱責されることで後々感謝しよかったと思うことが多いことも事実である。では、なにが正しいのか。

結論を言葉で言うならば、“相手のため”ではなく、“相手の立場になって”が正しい。

相手の立場に立つことは相手のことをよく知らなければならない。価値観を押しつけるのではなく相手にとって何が今最善かを知らなければならない。その為にはコミュニケーションが欠かせない。

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