2012年10月25日木曜日

寿命


人はいつ寿命を終えるかなんて分かるはずもなく、明日かもしれないし50年後かもしれない。
誰もが分からない状況で、ワークプランを立てることに意味はあるのか。
明日、死ぬかもしれないと、毎日散財した生活を送るのもいかがかと思うが、明日死ぬと分かっていたら、昨日と同じ時間を過ごすことは出来るだろうか。
人生の引退時期を勝手に決め、そこを基点に逆算することは最後の一日まで全力で走り抜けることの障害にはなりはしないか。
つまりは、神のみぞ知る生涯を人間が決めることは出来ず、生涯を全力で駆け抜けたいと思うならば、人間は寿命など考えてはいけない。
偉人達は未来(明日、もしくは数年後)にやりたいことを日々考え、仕事に打ち込んでいながら、突然姿を消してしまうため、残された人類に課された宿題が大きいように感じてしまう。
凡人は凡人であるが故に日々、全力で走り続けている人間にしか到達できない場所があると信じて走るしかないのだ。

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