美しさとは、基本、相対的なもの。
単体で美しいと感じることはなく、比較対象としての美しさを、自分の価値観や、観念、経験から、往往にして美しいと感じていることが多い。
群生している花々を全体として美しいと感じるのは、その周りの景色との相対的なものが要因となっているだろうし、花単体を美しいと感じるためには、群生している花々の中に分け入って、自分の価値観から美しいと思う一本を選び出さなければならい。
地面を見て美しいと感じることはないだろうが、落ちている石一つ一つをよく見ると、美しいと感じるものが隠れていることがある。
人の美しさ、良さも同じ。
その人の美しさを知るためには、その人の心の中にしっかり入り込んで、見つけなければならない。
全体や外見で、人の美しさを知ることなど無理である。
人の良さを知りたければ、一人一人の心にしっかり入り込む努力をしなければならない。
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