昔あるところに、ひとりのハナタレ小僧がいました。
学校へ行っては、『ハナタレ!』と呼ばれ、つらい日々を過ごしておりましたが、心の中で、”いつかこいつらを見返してやる!”と思っていました。
月日は流れ、ハナタレ小僧は大成し、大会社の社長となり、昔、ハナタレと呼んでいた奴の所へ行き、『昔、ハナタレ小僧と呼んでくれてありがとう!おかげで、反骨心が生まれ、大成することができた。感謝している。』と言ったそうです。
昔、おばあちゃんから聞いた話です。
最後にいじめっ子に会いに行く部分はいらなかったのでは?と思ったりもしますが、気丈なおばあちゃんでしたから、やりそうなことだと笑ってしまいます。
何故、”ハナタレ”と言われたことに感謝などするんだと子供のころは腑に落ちなかったものですが、今は、言いにくいことをしっかり言ってくれる人の方が、ありがたいと感じるようになってくる。
謙虚に聞く耳を持ち、自分を変える勇気を持って、日々取り組んでいくことが大事。
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